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 髪のQ&A

  1. 髪の基礎知識


  2. 頭皮について


  3. 脱毛症について


  4. 育毛について


  5. 女性の薄毛


  6. 髪に良いライフスタイル


  7. 髪の雑学


  8. 髪に関する用語集


 髪の基礎知識

  1. Q. 髪の生い立ちって?
  2. A. 髪は爪と同じように、肌の角質層が変化してできたもの。科学的には肌の一部です。ただ、肌と違うのは頭皮から上に出ている髪はすでに死んだ細胞だということ。痛みなどの感覚がないため、つい負担をかけてしまいがちですが、髪には自己修復機能がないので、一度傷めると自然には元に戻りません。だから、髪のケアで大切なのは、まず傷めないようにすること。傷んだときには、きちんと正しいケアをすることが必要です。

  3. Q. 髪の形状はどうなってるの?
  4. A. 髪の形状は生えてから決まるのではありません。実は毛根ですでに決まっています。直毛の人は毛根そのものがまっすぐです。くせ毛の人は毛根部そのものが曲がっているため、毛根で髪が作られるとき、すでに湾曲していたり、ねじれています。髪の断面を見てみると、直毛は、ほぼ真円であるものが多く、くせ毛は楕円や三角形になっていて、くせが強くなるほど平たいものが多くなります。毛幹の表面も、くせ毛は湾曲しています。

  5. Q. キューティクルって?
  6. A. 無色透明で硬いタンパク質からなり、5〜10層ほど重なり合って、髪の内部を保護し、髪のなめらかさなどの感触やツヤを決める役割がある。しかし、摩擦や紫外線の影響を受けやすく、弱く、もろい。

  7. Q. 髪の太さは?
  8. A. 普通毛、硬毛、軟毛は表皮(キューティクル)の数(層)の違いと皮質の太さの違いによって変わります。軟毛は約2〜3枚、普通毛は約5〜6枚、硬毛になると約8〜10枚のキューティクル(層)に覆われています。平均的な太さは0.08mm。また、日本人の髪質は欧米人に比べ硬い(太い)といわれます。

    【髪の太さ】 普通毛:0.08〜0.09mm 硬毛:0.1〜0.15mm 軟毛:0.05〜0.07mm

  9. Q. 髪が成長する速さは?
  10. A. 髪の伸びる速度は、おおよそ1ヶ月に約1.0〜1.2cmほどです。したがって、15cm程度の髪では毛先は生えてから10ヶ月以上は過ぎているため、根元部分と比較するとコンディションもずいぶん違います。

  11. Q. ヘアサイクルって?
  12. A. 髪は一定のサイクルで生まれ変わります。この周期をヘアサイクル(毛周期)と呼びます。「成長期」→「退行期」→「休止期」の段階を経ます。この周期には、個人差がありますが、 通常4年〜7年で繰り返されています。 薄毛・脱毛症の大部分は何らかの原因でこのサイクルが短くなり、髪が成長する前に抜け落ちてしまうことです。
    ■成長期 :毛母細胞が分裂を繰り返し、新しい髪が成長する期間で約4〜7年。
    ■退行期 :成長が弱まる期間で約2〜3週間。正常なサイクルの場合に髪はこの時期に抜け落ちます。
    ■休止期 :成長が完全に休止する時期。約2〜3ヶ月。

  13. Q. 髪の寿命は?
  14. A. 髪は、一定の期間を経ると、自然に抜け落ちます。そして、抜け落ちたところから、また新しい髪が生えてきます。この周期をヘアサイクルといって、女性の場合は1サイクルが4〜6年、男性はそれより短く、3〜5年といわれています。髪1本1本のヘアサイクルは異なり、脱毛の時期がちがうため、通常は一度にまとめて抜けることはありません。ヘアサイクルの差については生活環境などのほか、活動期を延長させる女性ホルモン、反対に活動期を抑制してしまう男性ホルモンの働きも影響しています。

  15. Q. 髪の毛って1日何本くらい抜けるのですか?
  16. A. 人間の髪は約10万本あるといわれています。1日に抜ける本数は、もちろん個人差はありますが生理的な脱毛(自然脱毛)は100本前後が自然に抜けるといわれてます。シャンプー直後にいっぱい抜けたように見えても、全体からするとそんなに心配することはないのです。

  17. Q. 季節によって抜け毛の本数は変わるのですか?
  18. A. ペットで飼われている犬や猫が、季節の変わり目にたくさん毛が抜けたりすると思います。人間にも実は、季節の変わり目に抜け毛が起こりやすいといわれているんです。特に夏の紫外線による影響が、秋に抜け毛や頭皮トラブルとして現れます。

  19. Q. 抜け毛の原因って?
  20. A. 抜け毛の研究は進んでいますが、根本的な原因はまだ特定できていないんです。男性ホルモン、遺伝的要因、加齢、ストレス、外的要因(パーマやヘアカラーなど)が複雑に関連していると考えられます。

  21. Q. 髪は皮膚の一部、などと言われたりしましたが、見たところとても皮膚とは思えません。なぜでしょうか?
  22. A. 主に髪の付け根の皮膚の部分は大きく表皮、真皮、皮下組織の3つに分かれています。髪とその3つの皮膚が接している部分を毛包といいます。その毛包の一番下にあたる部分を毛乳頭といい、ここに髪をつくるために大切な毛母細胞があるからです。ここで細胞分裂を繰り返しながら角化していき髪の毛ができるわけですから、むしろ皮膚そのものといっていいでしょう。

 頭皮について

  1. Q. 頭皮の皮脂が多いと抜け毛が増える?
  2. A. 薄毛のひとの頭皮の特徴として、皮脂腺が大きくなっていることが挙げられます。皮脂腺から分泌される皮脂が過剰に分泌されると毛孔に角栓を形成し、それが原因で毛根周囲に炎症が起こりやすくなります。したがって、頭皮の皮脂が多いと抜け毛が増える原因のひとつに考えられます。

  3. Q. 紫外線は頭皮にも影響がありますか?
  4. A. 紫外線は波長によって、UVA・UVB・UVCの3つに分類されます。このうち頭皮・肌に悪影響を与えるのはUVA・UVBの2種類です。紫外線は頭皮・肌に対して、シミ・シワや炎症を起こす原因と言われ、皮膚の乾燥や老化を促進させます。紫外線量が多い日は、通気性の良い帽子をかぶり紫外線から頭皮を守りましょう!

  5. Q. フケの多い人ははげるの?
  6. A. フケは頭皮の角質細胞が剥がれ落ちたものです。ここに皮脂や汗からの分泌物が混じって、悪玉の細菌が繁殖しやすい環境をつくってしまいます。フケがたまるとカユミがでるのはそのためで、頭皮に炎症や腫れを引き起こす場合もあります。また、カユミから引っかいたりすると頭皮が傷つき、毛根部分の血行障害が起こりやすくなります。いずれにしても、フケがたまると頭皮が発毛しにくい環境になってしまいます。

  7. Q. 頭皮の血行を良くするマッサージ法は?
  8. A. 頭皮の血行を良くするには、マッサージが効果的です。血行が良くなれば、毛乳頭・毛母細胞への栄養補給がスムーズに行われます。マッサージをする場合、爪を立てずに指の腹で揉み込むように行います。頭全体を包み込むように押さえ、適度に力を入れたり抜いたりしながら約5分間ゆっくりとマッサージすると良いでしょう!

  9. Q. 頭皮の構造はどうなっているの?髪は皮膚の一部って本当ですか?
  10. A. 主に表皮・真皮・皮下組織の3つの分かれています。毛髪とその3つの皮膚が接している部分を毛包といいます。その毛包の一番下に毛乳頭があり、その周りにある毛母細胞が細胞分裂をして毛髪がつくれられます。毛母細胞はケラチンという皮膚に存在するたんぱく質成分を取り込み毛幹をつくるので、皮膚の一部ともいえます。

  11. Q. 頭の脂分の多さは、抜け毛に関係ありますか?
  12. A. 脂腺から分泌される皮脂が過剰に分泌されると毛孔に角栓を形成し、それが原因で毛根周囲に炎症が起こりやすくなります。この現象は薄毛患者の多くに起こっている現象で、抜け毛を多くする原因の1つに考えられます。

  13. Q. 髪の寿命は?
  14. A. 髪は、一定の期間を経ると、自然に抜け落ちます。そして、抜け落ちたところから、また新しい髪が生えてきます。この周期をヘアサイクルといって、女性の場合は1サイクルが4〜6年、男性はそれより短く、3〜5年といわれています。髪1本1本のヘアサイクルは異なり、脱毛の時期がちがうため、通常は一度にまとめて抜けることはありません。ヘアサイクルの差については生活環境などのほか、活動期を延長させる女性ホルモン、反対に活動期を抑制してしまう男性ホルモンの働きも影響しています。

  15. Q. 髪の毛って1日何本くらい抜けるのですか?
  16. A. 人間の髪は約10万本あるといわれています。1日に抜ける本数は、もちろん個人差はありますが生理的な脱毛(自然脱毛)は100本前後が自然に抜けるといわれてます。シャンプー直後にいっぱい抜けたように見えても、全体からするとそんなに心配することはないのです。

  17. Q. 季節によって抜け毛の本数は変わるのですか?
  18. A. ペットで飼われている犬や猫が、季節の変わり目にたくさん毛が抜けたりすると思います。人間にも実は、季節の変わり目に抜け毛が起こりやすいといわれているんです。特に夏の紫外線による影響が、秋に抜け毛や頭皮トラブルとして現れます。

  19. Q. 抜け毛の原因って?
  20. A. 抜け毛の研究は進んでいますが、根本的な原因はまだ特定できていないんです。男性ホルモン、遺伝的要因、加齢、ストレス、外的要因(パーマやヘアカラーなど)が複雑に関連していると考えられます。

  21. Q. 髪は皮膚の一部、などと言われたりしましたが、見たところとても皮膚とは思えません。なぜでしょうか?
  22. A. 主に髪の付け根の皮膚の部分は大きく表皮、真皮、皮下組織の3つに分かれています。髪とその3つの皮膚が接している部分を毛包といいます。その毛包の一番下にあたる部分を毛乳頭といい、ここに髪をつくるために大切な毛母細胞があるからです。ここで細胞分裂を繰り返しながら角化していき髪の毛ができるわけですから、むしろ皮膚そのものといっていいでしょう。

 脱毛症について

  1. Q. 抜け毛が増える原因は?
  2. A. 抜け毛が増える原因はいろいろ考えられますが、そのおもな説として「男性ホルモン」、「遺伝」、「ストレス」、「食事・生活習慣」などがあります。

    1.「男性ホルモン」

    男性ホルモン(テストステロン)はひげや胸毛など体毛の成長を促進するが、頭髪にとってはあまりよくない。毛根の毛母細胞でDHT(ジヒドロテストステロン)に変わり、毛根細胞を萎縮させるため、髪の毛の成長は止まり早く抜け落ちてしまう。

    2.「遺伝」

    やっぱり薄毛には、遺伝的要素が大きく関係している。でもお手入れ次第で、薄毛を食い止めることができるようになってきた。逆に、親も親戚にも薄毛がいないからと安心して、不摂生をすると薄毛になることだってあるので、注意!

    3.「ストレス」

    あらゆる病気に悪影響ともいえるストレス。もちろん薄毛にとっても例外ではない。ストレスが自律神経やホルモンのバランスを乱す→血流が悪化→毛根に栄養分を十分運べない→毛髪が育たなくなる、というワケ。

    4.「食事・生活習慣」

    髪の毛だって健康を保つには栄養が必要。バランスの偏った食事や睡眠不足などの生活が続いては、頭皮の栄養状態が悪くなり、髪は成長しにくくなる。また、たばこのニコチンは血流を悪化させるため、薄毛には大敵。 あらゆる病気に悪影響ともいえるストレス。もちろん薄毛にとっても例外ではない。ストレスが自律神経やホルモンのバランスを乱す→血流が悪化→毛根に栄養分を十分運べない→毛髪が育たなくなる、というワケ。

  3. Q. 脱毛症における男性ホルモンとは?
  4. A. 男性ホルモンと男性ホルモン受容体が結合して毛の成長を阻害します。男性ホルモンの中でおもなものはテストステロンです。これは、ほとんどが睾丸でつくられ、血液で毛包の細胞質まで送られます。そして、毛包の細胞質にある5α-リダクターゼという酵素により、ジヒドロテストステロン(=DHT)に変換されます。ジヒドロテストステロンは、テストステロンよりもホルモン活性が10〜30倍も強い男性ホルモンで、毛の成長を阻害する働きをします。毛の細胞分裂を抑制したり、脂腺を刺激して肥大化させ、過剰な脂の分泌を促し、毛の発育を抑制します。しかし、ジヒドロテストステロンがあるからといって、必ず毛の成長が抑制されるわけではありません。ジヒドロテストステロンは、それを取り込む入口である男性ホルモン受容体と結合することにより、毛の成長を阻害します。

  5. Q. 5α-リダクターゼって?
  6. A. 壮年性脱毛症では、髪が生えかわるたびに、ヘアサイクルの成長期が短くなっています。血中の男性ホルモン(テストステロン)は、5α-リダクターゼという酵素によって、より強力なジヒドロテストステロンに変換され、男性ホルモン受容体と結合することにより、ヘアサイクルの成長期を短縮し、成長を妨げるのです。5α−リダクターゼは、男性ホルモンを活性化させる酵素の一種で、髪の成長と密接な関係をもっています。正常なヘアサイクルにおいても、成長期よりも休止期のほうが5α-リダクターゼの活性が高いといわれています。つまり、5α-リダクターゼの活性をどのように抑えるかが脱毛症治療のポイントとなります。

  7. Q. 脱毛症は何歳くらいから?
  8. A. 何歳から薄くなるかは個人差があり、その程度もさまざまです。男性の場合、早い人は18歳前後から脱毛が始まることもあります。また、30代後半から急激な脱毛が進むこともあり、年齢や進行のスピードにかなり幅があるようです。遺伝のほか、ストレスや偏った食生活、不規則な生活などが続けば、20代、30代前半からでも薄くなり、年齢より老けて見えてしまうこともあるようです。

  9. Q. 壮年性脱毛症って?
  10. A. ヘアサイクルの成長期が短くなり、硬毛が軟毛化する脱毛症です。成人になった男性で徐々に脱毛が進展する脱毛症を指します。壮年性脱毛症の特徴は、前頭部と頭頂部の髪が薄くなります。どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。また、額の左右の上部から薄くなり始め、アルファベットのMのように、徐々に頭頂部に向かうパターンもありますが、これは日本人には少なく、欧米人に多いといわれています。髪が薄くなっている部分では、髪の毛の寿命が短くなり、せっかく生えてもあまり育たないうちに休止期に入ってしまいます。こうして髪の毛が細くなって、成長せずに抜けるようになり、それを繰り返しながら、少しずつ範囲が広がっていきます。薄くなった部分を見てみると、産毛状の毛が生えているのがわかります。

  11. Q. 壮年性脱毛症の兆候は?
  12. A. 頭皮が脂っぽい、毛が細くなった気がするなどは髪の危険信号です。壮年性脱毛症が発症する前の兆候には、ある程度共通の現象があります。頭皮が脂っぽいなどは、これらが壮年性脱毛症の引き金になるのか、関連性は良くわかりませんが、皮膚呼吸を阻害し、髪の成長に悪影響をおよぼします。また、壮年性脱毛症の初期の段階では抜け毛が多くなる、毛が細くなるなどの兆候があり、次第に本格的な壮年性脱毛症へと移行していきます。したがって遺伝的要素を持っている人で、以下の兆候が見られる人はヘアサイクルが異常化している可能性があります。

    ・頭皮や額が脂っぽい

    ・毛が細くなった

    ・フケが多い

    ・短い抜け毛が目立つ

    ・1日に150本以上の抜け毛がある

  13. Q. 脱毛症の種類は?
  14. A. 薄毛・抜け毛の原因はいろいろ。もちろん、その症状もさまざまなものがある。

    1.「男性型脱毛症」

    男性の10人に1人の割合で発症するとされ、主に30〜40歳代から症状が目立ってくる。頭部全体ではなく、頭頂部と額の生えぎわから起こる。原因として、「男性ホルモン」が大きく関与しているといわれている。

    2.「円形脱毛症」

    何の前ぶれもなく突然、髪が円形や不整形に抜けてしまう。男性も女性も、赤ちゃんからお年寄りまで誰にでも起こる。以前まで、ストレスが原因とされていたが、最近、「自己免疫機能」と関係が深いことがわかってきている。

    3.「脂漏性湿疹」

    「Malassezia furfur(マラセチア菌)」は誰にでも存在するといわれている真菌。この真菌が増殖すると皮膚に炎症を起こし、フケやかゆみといった症状を引き起こす。そしてその炎症が悪化してしまうと毛髪の毛穴にまで波及して毛穴が毛根を保持できなくなり、脱毛を引き起こす恐れがあるともいわれている。

    4.「抜毛症(ばつもうしょう)」

    正常な毛を自分で抜いてしまう抜毛症(脱毛症)。学童期の子供に多い一種のクセで、精神的なストレスが引き金になることが多いよう。頭髪の一部を指でつまんで抜くため、脱毛箇所は不規則な形をしている。

    そのほか、甲状腺分泌機能障害や、膠原病、梅毒など、全身性の病気によって脱毛が起こる場合がある。この場合は、頭髪が全体的に薄くなる。また、女性は出産後に抜け毛が多くなることがあるが、これはホルモンバランスの変化によるもので、時間の経過とともにもとの状態に戻る。

  15. Q. 抜け毛の量の異常を、素人でもチェックできるいいバロメーターはないでしょうか?
  16. A. 注意したいのは抜け毛が生理的現象か、病的現象かということです。ご自身の抜け毛を20本ぐらい集めてみてください。周期の寿命を終えた髪なら、虫眼鏡で見ていただいてわかるぐらいに根元が丸くなっています。そうでなければ、他になんらかの原因があるということです。

  17. Q. そもそも日本人はハゲやすい体質なのでしょうか。ほかの人種にも薄毛の人は多いのでしょうか?
  18. A. 決して、日本人に薄毛が特別多いとはいえないと思われます。むしろ比率からいえば、欧米人の方が多いと思われます。髪の毛の薄い人への偏見の度合いが、かなり異なるように感じます。

  19. Q. 何故、ハゲる人とハゲない人とがいるのでしょうか?
  20. A. 脱毛症にいたる原因には主に男性ホルモン、遺伝、ストレス、食生活、生活習慣などがあり、これらの原因が複雑に絡み合って薄毛になると言われています。特に男性ホルモンや遺伝はDNAに組み込まれた情報によって影響しますし、ストレスの度合いも人によって違うので個人差があるわけです。

 育毛について

  1. Q. 育毛って?
  2. A. 一般的に育毛といえば育毛剤の使用や頭皮のマッサージなどを思い浮かべると思います。 しかし、一番重要な育毛法はなによりも規則正しい生活を送ることです。それは髪にとっても頭皮にとっても、もちろん身体にとってもとても良いことです。育毛剤や育毛サロンなどにお金をかけることよりも、きちんとバランスの良い食事を取り、良質な睡眠、喫煙はしない、お酒も適度に・・・。 もし、育毛剤などを使用するのであれば、規則正しい生活があり、頭皮環境も整っている状態がベスト。 身体に良いことは髪にも良いことです。育毛をするなら、まずは規則正しい生活を送る。まずはそこから始めましょう。

  3. Q. 育毛剤は本当に効くの?
  4. A.残念ながら、絶対に誰にでも効く育毛剤と言うのは存在しないと思います。髪にコシが無くなった、細くなってきた・・・と感じたときに誰もが育毛剤の使用を考えるでしょう。一般に市販されている育毛剤は、毛乳頭に栄養補給をし、頭皮の血液循環を改善する、もしくは両方を組み合わせたものでしょう。でも、一番重要なのでは自分にあった育毛剤の使用です。ある育毛剤に満足できなくて育毛剤を変えたとしても、自分に頭皮、頭髪の状態にあっていなくては意味のないことが多いのです。

  5. Q. 育毛剤の有効率ってどうやって決めるの?
  6. A. 有効性の評価は、他覚所見(脱毛・軟毛の程度、硬毛の発生)、自覚症状(抜け毛・細毛・軟毛化)に基づいておこなわれ、さらに改善度としてこれら他覚所見、自覚症状の他、頭部写真の経過など総合的に判断されます。そして著明改善、中等度改善、軽度改善、不変、悪化の5段階に分類されます。見た目が変化がなくても自覚症状の抜け毛が減った感じがするといえば、総合判断では軽度改善となっているようです。現時点では、誰にも有効な育毛剤が存在しないため、このような評価法を採用しています。しかし、某メーカーが示した製品説明書によると、臨床的有効率は75%前後とみごとな有効率だったそうです。

  7. Q. 育毛剤にも色々あるの?
  8. A. 毛根に栄養を与える作用のもの(ペンタデカン、毛髪力) や、女性ホルモン様成分を含むもの、毛細血管を拡張させる作用のもの(薬用不老林・リアップ「成分名ミノキシジル」)などが代表的です。頭頂部の脱毛にはある程度有効と思われます。

  9. Q. 育毛剤を効果的に使う方法は?
  10. A. 容量、用法を守るのは当然ですが、育毛剤は頭皮から吸収されます。しかし、その育毛成分を頭皮の毛穴の奥深くにある毛母まで届けてあげるのは容易なことではありません。きちんと育毛剤の効果を引き出すには頭皮を清潔で健康な状態に保つこと。毛穴の汚れをとるだけでなく、育毛成分が浸透しやすい頭皮環境を日常のヘアケアで整えることが最も重要です。

  11. Q. 医薬部外品、医薬品の違いは?
  12. A. 薬事法により育毛剤は医薬品、医薬部外品のいずれかの区分で販売しなければなりません。医薬部外品は効果が緩徐でなければならないと薬事法に定められています。その成分の種類は厳密に指定(医薬部外品原料規格)されています。効能効果はともかく、人体に明らかに害のなさそうな物質を使用することが許可されているのです。現在、市場の大多数の育毛剤はこの薬事法にて許可された物質の中からの組み合わせで作られています。それに対して、医薬品として販売されている育毛剤は現在、数種類しかありませんが、その内容は医薬部外品とさほど変わりません。医薬部外品が薬事法に基づいた試験を自ら行い、データを提出すればよいのに対して、医薬品には様々な試験が課せられます。動物実験に始まり、人体への効果、いわゆる治験、安全性試験、長期保存試験など、様々な試験をクリアーしなければなりません。試験期間も軽く2年以上の年月を要するため、新製品として世に出るまでには10年もの年月がかかるのは通常なのです。

  13. Q. 育毛と紫外線は関係ありますか?
  14. A. 紫外線を長期にわたり頭皮に浴びていると、頭皮の生理機能が悪くなります。フリーラジカル(活性酸素)が発生し、毛乳頭や毛母細胞が働きが悪くなるおそれもあります。事実、秋口に抜け毛に極端に増えるのも、5月〜8月にかけての紫外線の影響もあるでしょう。紫外線が強い季節に外出する時には帽子(きつくないもの)や日傘で頭部だけでなく、身体も保護しましょう。

  15. Q. ふけが多く、どんなにシャンプーしてもかゆみが止まらないのですが、シャンプーのしすぎは抜け毛につながるとも聞き、どうしていいか困っています。
  16. A. シャンプーのしすぎは、必要以上に頭皮の脂分を取り除いてしまいます。人間には均衡を保とうとする作用がありますので、ますます皮脂が増え、ふけやかゆみが発生してしまいます。他の皮膚疾患も考えられますので医師に相談するのが良いでしょう。またシャンプーのしすぎは洗うたびに抜け落ちる髪の毛に対する異常な恐怖心から、神経質なってしまう人もいますので、ほどほどにしましょう。

  17. Q. 昔、育毛剤のテレビコマーシャルで見たのですが、ブラシなど尖ったもので頭皮を刺激すると、本当に髪の発育はよくなるのですか?
  18. A. 先端が尖っているもので刺激するのは避け、球状のブラシなどを用いるのがいいでしょう。ソフトな刺激なら血行がよくなり毛乳頭や毛母細胞へは栄養が行き渡りやすくなります。

 女性の薄毛

  1. Q. 女性の薄毛の原因は主に何でしょうか?
  2. A. 女性の薄毛の原因はさまざまですが、主に加齢・男性ホルモン・ストレス・副腎皮質ホルモンの減少などが挙げられます。いくつかの原因が重なって薄毛の症状が見られる場合もあります。女性の薄毛の場合は、ホルモンバランスの変化による脱毛も多いです。まず、病院で原因を詳しく調べてもらう事が、薄毛の原因を知るためには大切です。

  3. Q. ダイエットをしたら髪の毛が薄くなったというより、細くなった気がするのですが?
  4. A. 髪の毛はもともとケラチンとタンパク質から成ります。過度のダイエットは、毛や爪など皮膚の最外層を形成している角層の合成に不可欠な微量金属の、腸からの吸収ができなくなります。そうすると、毛は伸びない、爪も伸びず、薄くやわらかくなります。皮膚もカサカサになって、輝きがなくなります。上記のように、過度のダイエットは体内だけでなく髪にも栄養が行き渡らなくなり、その結果として貧血や抜け毛がおこり、髪が細くなる(薄毛になる)といった症状が現れる場合があります。

  5. Q. 出産後に抜け毛が増えるのはなぜ?
  6. A. 妊娠中は出産準備のために分泌される女性ホルモンの影響で、成長期が終わるはずの髪の毛の寿命が長くなり、抜け毛が少なくなります。しかし、出産後はホルモンのバランスが急激に通常の状態に戻ります。そのため、寿命が延長されていた毛髪が突然休止期に入ることにより、一時的に抜け毛が多くなります。これは出産後約6ヶ月を過ぎると、徐々に回復していくようになります。

  7. Q. 薄毛と遺伝は関係しますか?
  8. A. 遺伝的要素は誰にでもあります。実際に「薄毛」が遺伝するのではなく、「薄毛」になりやすい体質が遺伝し、その家系の生活習慣などが遺伝的要素として影響する(薄毛になる)と言われています。

  9. Q. 女性に多い、円形脱毛症の原因って?
  10. A. 現在のところ円形脱毛症の原因ははっきりとしていません。考えられる原因としては、「自己免疫疾患」、「精神的ストレス」、「内分泌以上」、「遺伝的素因」等が考えられます。「自己免疫疾患」という説が有力ですが、精神的ストレスがきっかけの誘因になるのかもしれません。自己免疫は、外部からの侵入物を攻撃することにより、私達の身体を守っています。自己免疫疾患では、この免疫機能に何らかの異常が生じ、自己反応性の細胞や抗体が出現してきます。円形脱毛症は、Tリンパ球が毛根を外敵と間違えて誤った攻撃命令を出すことによって起きてしまう病気です。「Tリンパ球」とは、体の中に侵入してきた有害な細菌やウィルスといった外敵を身体の細胞と区別して命令を出す細胞です。一度攻撃が始まってしまうと、多くのTリンパ球が毛根に集まり激しい攻撃を繰り広げます。そのため毛根が破壊され、正常で元気な女性の髪の毛でさえ、突然抜け落ちてしまいます。

  11. Q. 薄毛が進行し始めたら、何か改善策を試みないと進行を止めるのは難しいでしょうか?
  12. A. 育毛剤の使用や、パーマでボリュームを出したり、カラーリングなどで目立たなくする事は可能です。薄毛の場合は原因にもよりますが、加齢によるものや、ホルモンバランスの変化などは、円形脱毛症とは違いますから自然と治る事はまず無いとお考えて、専門病院の受診をお勧めします。

  13. Q. 肩こりがひどいと薄毛になると聞いたのですが?
  14. A. 筋肉が凝って硬くなると、周辺の血液の流れが悪くなり髪に必要な栄養分がきちんと行き渡らなくなります。その結果、血行不良を起こし、薄毛や抜け毛をまねきますので軽い運動やストレッチで血行を良くするように心がけましょう。

  15. Q. ふけが多く、どんなにシャンプーしてもかゆみが止まらないのですが、シャンプーのしすぎは抜け毛につながるとも聞き、どうしていいか困っています。
  16. A. シャンプーのしすぎは、必要以上に頭皮の脂分を取り除いてしまいます。人間には均衡を保とうとする作用がありますので、ますます皮脂が増え、ふけやかゆみが発生してしまいます。他の皮膚疾患も考えられますので医師に相談するのが良いでしょう。またシャンプーのしすぎは洗うたびに抜け落ちる髪の毛に対する異常な恐怖心から、神経質なってしまう人もいますので、ほどほどにしましょう。

  17. Q. 歳を取るとなぜ、白髪になるの?
  18. A. まずは加齢現象の一つと思ってください。髪の毛は毛球のなかにある毛乳頭細胞でつくられています。そのなかには髪の毛の色を決める色素細胞が含まれています。この色素細胞でつくられたメラニン色素が、毛の中に送り込まれ髪の毛に色がつきます。ところが、色素細胞の加齢現象により機能が低下し時には消失してしまいます。そうすると色素を持たない髪の毛が白髪になると言われています。

  19. Q. パーマやヘアカラーは抜け毛の原因となりますか?
  20. A. パーマ、カラーリングともに、いくら技術が進歩したとはいえ髪にダメージを与えます。そして抜け毛の原因となるのが、パーマ液や毛染め剤が頭皮にもたらす影響です。髪の痛み自体は抜け毛の直接の原因にはなりませんが、痛んだ頭皮が髪に悪影響を与え、抜け毛の原因につながることがあります。

  21. Q. 年をとると始まる脱毛と、円形脱毛とはどう違うの?
  22. A. 髪は地肌の毛根から、毛細血管を通じて栄養を得ていますが、年をとるとこの毛細血管の血流がにぶり、皮膚の衰えとともに一本一本が細っていきます。年をとってはじまる脱毛はどちらかといえば自然なことですが円形脱毛は頭部以外に免疫異常(アレルギー)があったり、精神的ストレスにより極端に血管が収縮した場合に起こります。

 髪に良いライフスタイル

  1. Q. ダイエットは髪に悪影響?
  2. A. 間違ったダイエットは、身体におけるビタミンやアミノ酸の欠乏やミネラルのバランスを崩してしまいます。酸素の働きを悪くしたり代謝を低下させてしまうので、身体バランスを乱すだけでなく、髪にも影響を及ぼします。

  3. Q. 体に良い食べ物は、髪にとっても良いものでしょうか?
  4. A. 髪の毛の成長は体に必要な要素と同じで、十分な睡眠、バランスの取れた食事がとても重要になってきます。また、シャンプーの際のしっかりとした頭皮へのマッサージなど、日々の中で心掛けられる小さなことの積み重ねも忘れてはいけません。体にとって必要な栄養素を含む食事を取ることは、髪への栄養へとつながっています。髪に必要なたんぱく質はもちろんのこと、その他の栄養素もバランスよく摂取することで健康な髪の成長を促すことができます。

  5. Q. 健康維持のためのサプリメントは、髪にも効果があるのでしょうか?
  6. A. 体にとって必要な栄養素は全て結果として髪の成長にも欠かせないものとなっています。健康維持のために摂取するサプリメントは、健康な髪の成長も助けてくれるので、バランスの取れた食生活の上に成り立っているサプリメント摂取は髪のためにも必要なことです。髪の成長に特に必要な成分として、亜鉛やセレニウムなどのミネラル、葉酸やナイアシンなどのビタミン類、メチオニンシスチンなどのアミノ酸をバランス よく摂取することをお勧めします。

  7. Q. 寝不足は髪の成長を妨げる?
  8. A. 髪も体の一部と考えてください。体調や肌の調子と同じで寝不足は髪の成長に悪影響を及ぼします。一般的に髪の成長に必要な成長ホルモンが分泌されるのが、午後10時から午前2時までの間に集中するといわれています。現代人のライフスタイルを考えると午後10時前に就寝することは難しくなっていますが、理想としては午前0時前の就寝をお勧めします。

  9. Q. シャンプーは朝より夜の方が良い?
  10. A. シャンプーをする時間帯によって、髪の成長を妨げたり、頭皮にダメージを与えるということはありません。大切なのは、正しいシャンプーで頭皮を清潔に保つことです。

  11. Q. ドライヤーによる髪への負担は?
  12. A. ドライヤーの熱から髪を守るには、専門のスプレーなどドライヤー前に髪を保護するヘアケア商品を使用することをお勧めします。きちんと保護をしてドライヤーをすれば、ドライヤーによる髪へのダメージは防げます。ただし、一点に集中してドライヤーの熱を髪にあてたりすると、髪のたんぱく質が破壊されることになるので注意しましょう。

  13. Q. 紫外線や髪や頭皮への影響は?
  14. A. 頭皮は肌と同じと考えてください。過度の紫外線を浴びると活性酸素が発生し、皮膚の酸化が進行してしまいます。紫外線による日焼けはヤケドと同じ状態なので、紫外線の強い場所へ行く際は、十分に注意をするようにしましょう。また、紫外線により髪の水分が蒸発すると髪のパサつきの原因となるので、紫外線防止スプレーなどで髪を保護してあげるとよいでしょう。

  15. Q. シャンプーの正しい方法は?
  16. A. 髪を洗うというよりも‘頭皮’を洗うことを心掛けてください。その際に、頭皮を傷つけてしまうような洗い方は避けましょう。指の腹で頭皮をマッサージするように洗ってあげてください。頭皮の皮脂を気にする方が多いですが、適度な皮脂は頭皮を守る為に必要だということを覚えておいてください。頭皮の脂をシャンプーに溶かし込む感じで優しく洗髪してください。

  17. Q. ストレスと抜け毛の関係は?
  18. A. ストレスは様々な形で体に影響を及ぼします。ストレスホルモンといわれるコルチゾールが増加すると自律神経に影響を及ぼします。女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れる状態は女性の抜け毛の原因となります。また、ストレスによる自己免疫異常が発症すると、免疫内で自分の髪の毛を異物と判断することでの抜け毛が進行します。このように、突然、異常に抜け毛が増えたり、円形脱毛症が発症した場合、その原因がストレスによるものであることは、十分に考えられます。(まずは、専門医師の診断を受けるようにしてください)

  19. Q. 運動は髪にいいのですか?
  20. A. 体の健康維持と同様、適度な運動は髪の健康を支えてくれます。適度な運動は細胞賦活を促し、毛母細胞の細胞分裂を活性化させてくれます。過度の運動を時々行うのではなく、ウォーキングなどの定期的に行えて、継続のできることから始めてみるといいでしょう。水泳などの全身運動も大変効果的ですが、プールの水に含まれる塩素は髪に悪影響を及ぼすので、水泳の後はきちんとシャンプーをすることを心掛けてください。

  21. Q. タバコと髪の成長の関係は?
  22. A. 喫煙は身体への影響と同じく髪の成長にも悪影響を及ぼします。喫煙は抹消の血流量を低下させるので、 結果として脱毛の原因となってしまいます。また、喫煙は皮脂腺を刺激して過剰な皮脂を作り出すため、こちらも脱毛の原因となってしまうことがあります。

  23. Q. 髪に優しいシャンプーの成分は?
  24. A. アミノ酸系界面活性剤を使用したものが、頭皮にも髪にもダメージを与えないのでお奨めです。

  25. Q. わかめや昆布などの海藻類は本当に髪に良いの?
  26. A. 海藻類には髪の成長に影響を与えるミネラル、ビタミン、カロチンが多く含まれているので、髪の成長には欠かせない食材の代表とされています。もちろん、ミネラルやビタミンは髪の成長にとって大切な栄養素ですが、海藻類さえ摂取すればよいというものではありません。大切なのは、あくまでもバランスのとれた食生活を心掛けることです。

  27. Q. お酒の飲みすぎは髪の成長を妨げるの?
  28. A. 飲酒そのものが髪に悪影響を与えるということはありません。もちろん、飲みすぎというのは、髪だけでなく健康そのものへの害を考えてもいいことはありません。問題なのは、飲酒そのものよりも、飲酒による食生活、つまり栄養バランスが崩れることと、睡眠不足などの生活の乱れの方でしょう。

  29. Q. スポーツジムのプールの塩素が気になります。髪に悪影響を与えないでしょうか?また、良いケア方法があれば教えてください。
  30. A. 塩素が直接的な抜け毛の原因になるとは考えられません。むしろ紫外線による影響の方が気になります。スイミングキャップを被り、終わった後は十分にすすげば大丈夫です。

 髪の雑学

  1. Q. 日本の成人男性薄毛率は?
  2. A. 毎年、薄毛率を調査しているアデランスの2004年発表による日本の成人男性薄毛率は25%を超えており、成人男性のおよそ4人に1人が薄毛とされている。 この22年の間に何があったのだろうか?考えられることは日本人の就寝時間が遅くなった、食事が欧米化してきた、パソコンやゲームがどんどん普及してきたことなどがあげられるだろう。日本人の生活が変化しなければこの日本人成人男性の薄毛率は増加する一方だろう。気が付いたころには50%を超えているかもしれない。 全体的に上がっていくなら気にしなくていいかという人もいるかもしれません。しかしそれだけ不健康な生活を送っているということです。人間なら誰もが求める健康という言葉から離れつつあると考えられます。 健康的だった日本人の生活は刻々と悪化の一途をたどっています。みなさんもご自身の普段の生活について考えてみてください?体にも髪にも悪い生活を送っていませんか? 当サイトでは口をすっぱくして何度も言っていますが、とにかく規則正しい生活を送ることが大切です。

  3. Q. 頭髪の本数・太さ・強度は?
  4. A. 頭髪の本数は約10万本あります。平均的太さは60ミクロン〜80ミクロンで、健康な頭髪(80ミクロン)を引きちぎるのに150g〜180gに力が必要になります。その他平常時には水分を13%含んでおり、最大では30%まで吸収します。

  5. Q. かつら発祥の地はどこ?
  6. A. かつらは17世紀始め、ルイ13世が付けたのがきっかけで、フランス宮廷内で流行したと言われています。当時ヨーロッパで流行したかつらは、その形によって貴族・政治家・軍人・医師など職業が一目でわかるものでした。しかし、かつらは大変高価だったため、ごく一部の上流階級のひとしか持てなかったそうです。

  7. Q. 昔は、髪がお守りだったというのは本当ですか?
  8. A. 日本では古くから、髪は神聖な力を備えていると言われていて、戦前まではさまざまな言い伝えがありました。「伝染病が流行しているときに、着物のたもと毛髪を数本入れておくと伝染病にかからない」、「旅行するときに、身内の毛髪を数本もっていれば無事である」などの言い伝えがあります。現在でも神社のお守りとして祭られているところもあり、髪がお守りの役目を果たすという典型的な例です。

  9. Q. 白髪の人はハゲにくいって本当?
  10. A. 白髪に関しては、昔から多くのいい伝えがありますが、「白髪になるひとはハゲない」とか、「白髪を一本抜くと二本に増える」「若白髪のひとは長生きする」などが語り継がれています。しかし、どれも医学的な根拠がないことから俗説といえます。

  11. Q. 昆布やわかめが髪にいいって本当?
  12. A. たしかに、コンブにはヨードが多く含まれていることから、髪の毛のツヤを良くする効果はあるといえます。だからといって、コンブやワカメを食べるとハゲないというのは俗説です。髪の成分は硬タンパク(ケラチン)が基本ですから、ワカメやコンブより、むしろ良質のタンパク質である肉や魚、大豆に納豆、豆腐などが良いと思います、結局はバランスの取れた食事をとることに尽きます。

  13. Q. 脱毛症の種類は?
  14. A. 薄毛・抜け毛の原因はいろいろ。もちろん、その症状もさまざまなものがある。

    1.「男性型脱毛症」

    男性の10人に1人の割合で発症するとされ、主に30〜40歳代から症状が目立ってくる。頭部全体ではなく、頭頂部と額の生えぎわから起こる。原因として、「男性ホルモン」が大きく関与しているといわれている。

    2.「円形脱毛症」

    何の前ぶれもなく突然、髪が円形や不整形に抜けてしまう。男性も女性も、赤ちゃんからお年寄りまで誰にでも起こる。以前まで、ストレスが原因とされていたが、最近、「自己免疫機能」と関係が深いことがわかってきている。

    3.「脂漏性湿疹」

    「Malassezia furfur(マラセチア菌)」は誰にでも存在するといわれている真菌。この真菌が増殖すると皮膚に炎症を起こし、フケやかゆみといった症状を引き起こす。そしてその炎症が悪化してしまうと毛髪の毛穴にまで波及して毛穴が毛根を保持できなくなり、脱毛を引き起こす恐れがあるともいわれている。

    4.「抜毛症(ばつもうしょう)」

    正常な毛を自分で抜いてしまう抜毛症(脱毛症)。学童期の子供に多い一種のクセで、精神的なストレスが引き金になることが多いよう。頭髪の一部を指でつまんで抜くため、脱毛箇所は不規則な形をしている。

    そのほか、甲状腺分泌機能障害や、膠原病、梅毒など、全身性の病気によって脱毛が起こる場合がある。この場合は、頭髪が全体的に薄くなる。また、女性は出産後に抜け毛が多くなることがあるが、これはホルモンバランスの変化によるもので、時間の経過とともにもとの状態に戻る。

 髪に関する用語集

  1. Q. 男性型脱毛症
  2. A. 円形脱毛は成長期の毛母細胞が免疫異常(アレルギー)や精神的なストレスなどにより極端に血管が収縮し細胞増殖を停止するため、毛幹の成長が止まり、休止期の毛に変化することにより起こります。円形や楕円形の脱毛斑が突然発生し、1ヶ所の場合もあれば、数箇所同時にできて融合する場合も大きさもさまざまです。

  3. Q. 円形脱毛症
  4. A. 男性ホルモンと男性ホルモン受容体が結合して毛の成長を阻害します。男性ホルモンの中でおもなものはテストステロンです。これは、ほとんどが睾丸でつくられ、血液で毛包の細胞質まで送られます。そして、毛包の細胞質にある5α-リダクターゼという酵素により、ジヒドロテストステロン(=DHT)に変換されます。ジヒドロテストステロンは、テストステロンよりもホルモン活性が10〜30倍も強い男性ホルモンで、毛の成長を阻害する働きをします。毛の細胞分裂を抑制したり、脂腺を刺激して肥大化させ、過剰な脂の分泌を促し、毛の発育を抑制します。しかし、ジヒドロテストステロンがあるからといって、必ず毛の成長が抑制されるわけではありません。ジヒドロテストステロンは、それを取り込む入口である男性ホルモン受容体と結合することにより、毛の成長を阻害します。

  5. Q. ミノキシジル
  6. A. 末端血管の拡張剤。毛根の細胞は、全身のなかでも最も分裂が活発なところのひとつです。そのため血流を増やし、毛根を活発化しようという方策です。もとは毛細血管を拡張させるため高血圧治療に使われていましたが、副作用で毛がよく成長することが分かり、頭髪専用に外用薬として再開発・商品化されました。

  7. Q. フィナステリド
  8. A. 前立腺肥大症の治療薬として開発された薬が、副作用として異常発毛をみたことから発毛剤としての用途が広がり、米食品医薬品(FDA)で承認されアメリカでは医学的に証明されている5αリラクターゼ阻害薬がフィナステリドです。男性型脱毛症に男性ホルモンが強く関与していると分かっているわけですから、男性ホルモンの働きを阻害するという考え方です。

  9. Q. 増毛
  10. A. 基本的には現在残っている自毛を拠点として、人口毛髪を植えつけていくのがおも手法です。あらかじめ透明な糸に結われられた数十本単位の毛を、医療用接着剤で固定するなどです。

  11. Q. 植毛(自毛)
  12. A. 今ある自分の後頭部(健康毛部分)の頭髪をドナーとして毛髪と皮膚を一緒にして、髪の毛を1〜3本単位に細かく株分けしたものを、薄くなった部分に分散配列して移植する手術(遊離植毛術)をいう。男性型脱毛症がどんなに進行した人でも、後頭部周囲の毛髪は残っています。男性型脱毛症をおこす要因をもっているのは前頭部・後頭部の毛髪だけのため、男性ホルモンにより男性型脱毛症を起こす部位(前頭部・後頭部)に移植しても、ドナー部分と同じ性質のまま生え変わり成長します。

  13. Q. 養毛剤・育毛剤・発毛剤
  14. A. 一般的には「養毛」には「毛髪を保護し、脱毛を防止する」、「育毛」は「毛髪の成長を促す」、「発毛」は「新しい毛髪の誕生」といった意味合いが強いが、薬事法においてはおもにその安全性に基準がおかれていて、その商品の効能の範囲内であれば、どのように称してもいいとなっているが、メーカーによってその呼び方はさまざまである。


    (引用:スカルプ百科大事典)

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