プロペシア
- 発毛剤として注目を浴びる成分フィナステリド(商品名:プロペシア)とは、ホルモンの働きを抑制し、抜け毛を防止する薬剤です。男性型脱毛症に男性ホルモンが強く関与していることが分かっているわけですから、ホルモン活性を阻害するという考え方です。このタイプの現在最も代表的なのは、5αリダクターゼ(酵素)阻害薬のフィナステリド(商品名:プロペシア)です。本来は前立腺肥大や前立腺がんの治療薬として開発さてた医薬品ですが、副作用として異常発毛をみたことから発毛剤として用途が広がりました。すでに米食品医薬品局(FDA)では飲む発毛剤として認可されている医薬品です。
- 2003年3月から厚生労働省へ認可申請中だったプロペシアが、ついに万有製薬株式会社が2005年10月11日男性型脱毛症用薬「プロペシア錠」(一般名:フィナステリド)の輸入承認を取得しました。これにより、日本初の男性型脱毛症用薬「プロペシア」が発売されることになります!プロペシアは医療用医薬品で、購入には医師の診断・処方箋が必要です。また、薬価基準未収載薬のため保険給付の対象とはなりません。
- 男性型脱毛症は遺伝によるもので、ホルモンに影響されると、医学的に考えられています。このタイプの脱毛症は、医学的には男性ホルモン性脱毛症と呼ばれています。男性の8割が、緩やか〜中程度の男性型脱毛症を経験します。男性型脱毛症の男性は、頭皮のジヒドロテストステロン(DHT)が増加していると考えられています。科学的には、DHT量が増えると成長サイクルに影響し、毛髪が減少を促進すると考えられています。 プロペシアは、DHTの生成を阻害して作用します。
- プロペシアは、服用開始後、直ちにDHTの生成を阻害し始めます。しかし、毛髪はゆっくりと成長するため、効果が目に見えるようになるには、ある程度時間がかかります。多くの男性には、服用後3カ月程度で、プロペシアの最初の効果が脱毛の減速という形で現れ始めます。
- プロペシアによって増加した毛髪は「ももの綿毛」のようなフワフワした薄いものではなく、頭頂と前方中心部に本当の毛髪が成長すると医学研究で証明されています。 プロペシア の効果を持続するためには、継続して服用することが必要です。服用を中止した場合は、プロペシアによって増えた毛髪は1年以内に失われてしまいます。
- 男性専用です。
プロペシア関連ニュース
- 「飲む育毛剤」の輸入承認(テレビ東京)
- 万有製薬、「飲む育毛剤」輸入へ・医師の診断で処方(日経新聞)

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